背景と課題
- スマートデバイスを用いた自主学習ができるサービスの開始と同時に、生徒が教室内で自主学習用を行うための貸出端末としてiPadを導入。
- エリアマネージャの業務携帯として、iPhoneを導入。
端末は全国200拠点の教室で利用されるため、東京にある情報システム部から利用状況の把握や設定の配布する管理の仕組みが課題となり、MDMの導入が必要だった。また、iPadは利用者が不特定多数の生徒となるため、不正を防止する強固なセキュリティがMDM選定の重要なポイントとなった。
デバイス活用マガジン「モビナビ」
デバイス管理の“ できない” を“ もっとできる” に変えるマガジンです。
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2014.04.30
教育現場
iOS端末の場合、一般的なMDMでは簡単な端末操作でMDM管理下から離脱できてしまうため、不特定多数が使用する端末では不正の防止が重要な課題で あった。
MobiConnectでは、独自方式で端末利用者によるMDM管理下からの離脱を防止する仕組みを実現していることが、選定の決め手となった。
スキマ時間を利用して効率的に予習・復習ができるようになったことで理解度の向上、成績アップが実現された。また、教室内の無線LAN環境は、MACアド レスで接続端末の制限を行っているため、MobiConnectの端末情報取得機能によって、資産管理の効率化も実現できた。
社員向けに配布したiPhoneは、MobiConnectで強めのパスワードポリシーを強制しており、これまでにパスワードを忘れてしまったという社員が何人かいた。
通常、パスワードを忘れてしまった場合はワイプをするしかない状況になるが、MobiConnectを使えばパスワードリセットを行うことができるため、この機能が有効に活用されている。
今後はiPadだけではなくAndroid端末の導入も検討しており、更なる拡大化が見込まれる。