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デジタル教科書を徹底解説!2024年度本格導入って?メリットや機能、最新情報まとめ
(2023年4月27日 更新)
学校や教育現場では、これからの学びを支える学校のICT環境整備の実現に向け、1人1台タブレット端末の普及を推奨する「GIGAスクール構想」により、徐々に児童・生徒の手にタブレット端末が届き始めているのではないでしょうか。
しかしながら、タブレット端末を手にしたとしてもそれだけでは授業を進めることは難しく、画面上で教科書を見れる「デジタル教科書」の活用も重要となってきます。
本記事では、1人1台タブレット端末時代において注目を集める「デジタル教科書」に焦点を当て、今後の見通しや実際にどのようなことができるのかといったことに加え、導入メリット・デメリット、効果事例などについてもわかりやすく解説していきます。
この記事の目次[表示する]
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デジタル教科書とは
画像引用:学習者用デジタル教科書について【文部科学省公式サイト】
デジタル教科書とは、子どもたちが学校の授業で使用できることを前提に、紙の教科書と同じ内容をタブレットやノートPCで表示できるよう電子化した教材のことです。デジタル教科書は、大きく「指導者用」「学習者用」の2つに区分されています。
①指導者用デジタル教科書
教員向けに開発されたデジタル教科書。使用する際は、おもに電子黒板やプロジェクターなどを使用して拡大表示などできる情報提示型での活用がメインとなります。
②学習者用デジタル教科書
児童・生徒が使用するためのデジタル教科書。児童生徒がひとり1台のタブレット端末を使用して学習することが前提とされています。
文部科学省が定めるデジタル教科書の定義
文部科学省では、学習者用デジタル教科書について「紙の教科書の内容の全部(電磁的記録に記録することに伴って変更が必要となる内容を除く。)をそのまま記録した電磁的記録である教材」と定義付けています。つまり、紙の教科書と同じ内容がデジタル教科書に記載されているということになります。
また、教育の充実を図るため、学習者用デジタル教科書を使用する際は基準として「※①紙の教科書と併用して使用されること」が前提として定められています。(学校教育法第34条第2項)
ちなみに以前は、これに加え「※②学習者用デジタル教科書の使用を各教科等の授業時数の2分の1に満たないこと」も基準の一つとなっていましたが、法改正が行われ令和3年4月1日からは※②が削除されています。
参照:文部科学省公式サイト
デジタル教科書は2024年度に本格導入の方針
文部科学省では「GIGAスクール構想」による児童・生徒に向けた1人1台のタブレット端末配布によるICT環境整備を実現すべく、2024年度には小学校にてデジタル教科書の本格導入を行う方針としています。
それに伴い、文部科学省では以下の取り組みを開始しました。
2021年度より小中学校に無料配信する実証実験を開始
文部科学省では、2021年度よりタブレット端末を導入している国公立・私立の小学校5、6年生と中学校、特別支援学校の児童生徒を主な対象とし、デジタル教科書を無料で配信するといった実証実験を開始しました。この実証実験を通じて、紙とデジタル化した教科書を併せて使用することで、両者の役割分担や導入効果を検証した後、「2024年度から本格的なデジタル教科書の導入を目指す」としています。
そもそも、このような実証実験を開始することに至ったのは、学習面においてタブレットを使いこなしている実例が少なく、依然として教材を紙で実施している学校が多いといったことが課題として浮上していたためです。GIGAスクール構想によるひとり1台タブレット端末配布は、コロナ禍の影響を受け、現在9割以上の自治体で導入されている状況ですが、タブレットの「活用」のフェーズにはまだ移行しきれていない現状があると言えるでしょう。
これらの課題を払拭するためには、紙とは異なる役割を理解してもらうといったソフト面での充実を図ることが重要です。実証実験では、デジタル教科書を通して音声朗読機能を活用することで、英語のリスニング能力の向上にどう役立つかや、各科目の図形や動画などを用いて理解を手助けする役割が担えるかといったことが検証されています。
GIGAスクール構想については、以下の記事をチェック!
≫GIGAスクール構想をわかりやすく解説!教育ICT、1人1台端末環境の実現とは?
2023年3月に「学習eポータル標準モデルVer.3.00」が公表
教育現場でのICTの本格的な運用に向けて、さまざまな教材やツールを扱う際に必要なのが「学習eポータル標準モデル」です。ここからは、学習eポータルそのものの役割や新たに公開された標準モデルの特徴を詳しく解説します。
学習e-ポータルとは?
学習e-ポータルとは、日本の初等中等教育におけるデジタル学習環境をより快適なものにするためのしくみです。GIGAスクール構想によって導入・整備が進んだタブレット端末やインターネット環境を活用し、さまざまなデジタルツールを相互に連携させるためのシステムとして開発が行われてきました。
導入すれば、デジタル教材や学習ツール、学習状況の記録機能、管理システムなど開発元が異なるソフトウェアの間でも情報の共有や活用が可能になります。学習e-ポータル標準モデルの仕様に沿ったものであれば自由に組み合わせて使えるので、学習者や教育現場のニーズに合わせたデジタル学習環境を整えやすくなるでしょう。
Ver.3.00でデジタル教科書と校務支援システムとの連携が規定される
2023年3月に公表された学習eポータル標準モデルのVer.3.00では、相互連携可能なシステムやソフトウェアの選択肢がさらに増加しています。もともと旧バージョンのモデルでは、MEXCBTと呼ばれるシステムを通じてデジタル教育ならではの形式を用いた問題などが利用できました。MEXCBTは文部科学省が開発したコンピューター活用型の公的な学習支援システム(CBTシステム)で、国や地方自治体が作成した問題を公開しています。
そして新たなバージョンでは、MEXCBT以外のデジタル教育ツールとも連携できるように変更。活用できる教材の種類が増え、デジタル教育環境を構築する際の自由度がより高くなりました。また、学校内の業務情報を管理する校務支援システムとも連携可能になる仕様が追加されており、学習者、教育者ともに現場でデジタルツールを活用しやすくなっています。
デジタル教科書の本格導入で市場規模は拡大へ
デジタル教科書の本格導入が進みはじめて以降、市場規模は拡大傾向にあります。マーケティングやコンサルテーションを行う株式会社富士キメラ総研が2022年10月に発表した調査によれば、デジタル教科書の市場規模は2030年度には500億円まで及ぶとの予測がされており、2021年度と比べ5.9倍になると見込まれています。ここでは、市場の拡大によって予想される各業界への影響などをまとめました。
印刷大手・中堅・中小企業ともに商機が増える
デジタル教科書が本格的に導入されることで、民間企業の商機が増えることが予想されます。例えば、印刷会社であればすでにデジタルコンテンツの開発に携わっている場合も多く、デジタル教育事業での大きな活躍が期待できるでしょう。
また、大手に限らず中堅・中小企業も市場への参入機会が得やすくなります。開発や運用にかかるコストとのバランスにもよりますが、利用者のニーズに合うコンテンツであれば営業利益に結びつく可能性は少なくありません。
デジタル教科書の利活用を進めるソフトウェアにも注目が集まる
デジタル教科書そのものだけでなく、デジタル教科書を使った学習を支援するツールなども注目されています。授業内でデジタルコンテンツを共有したり、デジタル教材を扱ったりする際に役立つシステムは、デジタル教科書の効果的な利用に欠かせません。これまで教育現場には関わりにくかった事業者も、デジタル化によって新たな活躍が見込めます。
デジタル教科書を適切に扱うために、MDMによるタブレット管理は必須
教育のデジタル化にともない課題となってくるのが、端末の管理です。膨大な量の情報やコンテンツをひとつの端末で扱えるのは便利な反面、紛失時などのリスクが大きくなるという問題もあります。デジタル教科書を適切に利用するためにも、MDMを用いて端末管理を行いましょう。
MDMとは、デジタルデバイスを一括で管理できるシステムのこと。会社や学校など、各個人にデジタル端末を渡し利用させるような環境では特に必要です。導入すれば情報保護やアクセス制限といったセキュリティ対策はもちろん、新しいソフトウェアの一斉導入をはじめとする業務の効率化も期待できます。安全かつ利便性の高い学びの場を作るには、MDMの利用が効果的です。
デジタル教科書でできること、機能
デジタル教科書では、「基本機能」に加え、児童・生徒の特性に合わせられるよう「特別支援機能」があります。また、デジタル教材と一体的に使用することでさらなる学習効果を高めることができます。それぞれの機能についてみていきましょう。
基本機能
基本機能 | できること |
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本文や図版の拡大機能 | 本文や図版の拡大する機能。たとえば、社会科の授業で地図を見る場合、地域を指定して拡大や縮小して分かりやすく地図を確認することができます。 |
書き込み保存機能 | 何度でも書き込み保存が可能。重要な箇所が出てきた場合にメモを修正したり、マーカーを消したりできます。 |
ページめくり機能 | カンタンにページをめくったり、ページを飛ばして表示することができます。 |
特別支援機能
特別支援機能 | できること |
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文字色、背景色の変更 | 画面に表示された文字の色や背景色を自分の好みで見やすい色に変更することができます。 |
ふりがな表示 | 漢字のふりがなを表示することができます。漢字が苦手な児童・生徒の学習の手助けを行うことができます。 |
リフロー表示 | 文字を折り返しながら、拡大表示できる機能です。 |
テキストの読み上げ機能 | 音声朗読機能によりテキストの読み上げが可能です。さらに機械音声の速さ・声の高さを選択することができ、聞き取りやすい速度に調整できます。 |
デジタル教材と一体的に使用する
デジタル教材との一体化 | できること |
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教科書の文字を抜き出す | 教科書の文字を抜き出してカードにすることが可能。文章の読解を行う際や要約の際に便利です。 |
動画を再生 | 動画を再生できます。たとえば、資料映像をみる際や図工でものづくりを行う様子を知りたいときに有効です。 |
触って動かせる | 算数の立体図形やおはじきなどを触って動かしながら学習できます。 |
朗読音声の再生 | 英語の正しい発音や国語の朗読を聞くことが可能です。 |
アニメーション | 動きのある図をアニメーションで見ることが可能。 |
教科書準拠問題のドリル | 教科書準拠問題のドリルを使用し、問題を解くことで知識を定着させることができます。 |
デジタル教科書のメリット
つぎに、デジタル教科書の活用において、生徒側・教員側の視点からメリットをみていきましょう。
生徒:書き込み保存や音声、映像なども活用して学習できる
デジタル教科書のメリットの一つに、書き込み保存ができることが挙げられます。たとえば、紙の教科書であれば、ボールペンで紙の教科書に文字を記入したり、蛍光マーカーで線を引いたりすると修正や削除はできません。
しかし、デジタル教科書であれば、書き込み保存や文字の修正・削除もできるので、授業を重ねていくうちに、さらに重要な箇所が出てきた場合であってもメモを修正したり、マーカーを消したりすることがカンタンにできます。
また、デジタル教科書は、デジタル教材と一体的に使用することで音声や動画を再生できるため、これらを活用して学習できることもメリットと言えます。
たとえば英語の授業で、音声朗読機能を使用すると、学習時に正しい発音を繰り返し聴くことで言語を正確に理解することが可能です。また、動画の映像を通じて描写することでさらに理解を深めることもできます。
教員:児童・生徒の学習状況の把握や、授業の記録も行える
デジタル教科書の活用において、教員側のメリットは、児童・生徒の学力分析を容易行えるといったメリットがあります。
たとえば、テストやクイズを出題した際の得点集計や、学習ログを履歴に残すことで児童・生徒の学習時間を把握することができます。
これらの機能により、児童・生徒の学習における理解度を分かりやすく「見える化」できるだけでなく、教育のクオリティ向上を図れるといった効果も期待できるでしょう。
デジタル教科書のデメリット
デジタル教科書は、メリットだけでなく、これからご紹介するようなデメリットも少なからずあります。スムーズな運用を行うためには、以下に挙げるデメリットもしっかり把握しておきましょう。
生徒:端末に集中してしまうことの弊害がある
デジタル教科書を導入するにあたり、タブレット端末を生徒が使用することから、児童・生徒自身が端末に集中してしまうといった懸念点もあります。
とくにタブレットに閲覧制限や機能制限を設けていなければ、業務に関係ないアプリのインストール、動画やwebサイトへのアクセスを行ってしまうリスクも考えられます。
このようなことを防止するためには、閲覧制限やアプリインストール制限など端末管理を行う必要も出てくるでしょう。
教員:セキュリティ管理や端末破損時の対応が必要
デジタル教科書を活用するにあたり、学校や教員側ではあらかじめセキュリティや、端末が破損した場合の対策を講じなければいけません。
万が一、タブレット端末が破損した場合、一時的に学習できない、児童・生徒の保護者が修理代を支払わなければいけない、といったことも考えられます。
また児童・生徒がタブレット端末を外出先で紛失した場合や、ハッキング被害を受けた場合については、その生徒の名前や成績、IDといった個人情報が漏えいするリスクがあります。
デジタル教科書は便利な反面、上記のように教員や児童・生徒、保護者全員がセキュリティリスクに備えて、一層注意を払わなければいけないといったことはデメリットと言えるかもしれません。
学校のタブレット管理をどのようにすべきかお悩みの方は、以下の記事もおススメです。
≫学校のタブレット管理、監視や機能制限はどこまですべき?事例で紹介
デジタル教科書活用による効果事例
デジタル教科書を活用した学校現場では、実際にどのようにデジタル教科書を活用して学習に役立てているのでしょうか。
ここでは、小学校の具体的な授業シーンにおけるデジタル教科書の活用事例をご紹介します。活動内容や活用ポイントもご紹介しているので、学校現場の教職員の方は、授業設計を考える上でぜひ参考にしてみてください。
デジタル教科書への書き込みによる思考形成(6学年|国語|物語文)
本事例では、小学校6学年の国語の物語文を作成する場面において、デジタル教科書を活用しており、本文への書き込みによる児童の思考の形成と生徒同士の対話の充実を図ることに成功しています。
デジタル教科書は、紙と違い本文への書き込みがカンタンにでき、修正や削除なども繰り返し行えるので、児童・生徒が書き込む作業に要する時間や労力を削減することが可能となります。さらに、本文への書き込みを繰り返すことにより、児童・生徒自身が考えを形成することにも役立ちます。また書き込みによる思考の形成だけでなく、少人数制のグループ学習を実施することで、生徒同士の対話から互いに深い学びを得ることもデジタル教科書ならではの強みと言えるでしょう。
デジタル教科書の導入から展開までの手順は、以下のとおりです。
STEP1.前回の授業における振り返り確認(一斉学習)
活動内容
•前回の授業時に、児童・生徒に書いてもらった授業の感想を振り返り自身で確認してもらう
•大型ディスプレイやプロジェクターを使用し、今回の授業の課題を提示する
活動ポイント
• 児童・生徒のノートに記入させた前回授業時の感想を生徒自身で確認してもらう
• 児童・生徒の思考の対話的な学習と形成を伸ばすために、課題設定を適切に行うこと
STEP2.読解を行う(個別学習)
活動内容
• デジタル教科書の書き込み機能を使用し、物語の主人公の対立する二種類の感情を示す部分をマーカーで色分けしてもらう
• 色分けした文章をもとに課題についての生徒自身の想いや考えをノートに記入してもらう
活動ポイント
• デジタル教科書の書き込み機能は、マーカーで記入した箇所を修正・削除できるので、積極的に書き込むようにアドバイスすること
• マーカーで記入する作業がカンタンなので、児童・生徒自身がじっくり主人公の感情について考える時間を設けることができる
STEP3.グループを組み話し合いを行う(グループ学習)
活動内容
•1グループにつき4~5名に組み分けて、グループで話し合いを行う
•児童・生徒には、 デジタル教科書の文章を抜き出して活用するツールを使用し、話し合いの過程を記録してもらう
活動ポイント
• 文章を抜き出して活用するツールを使用することで、生徒同士の考えの根拠となるものが明確になり、充実した話し合いができる
STEP4.クラス全体で話し合いを行う(一斉学習)
活動内容
• グループで話し合った結果を大型ディスプレイに表示させながら、クラス全体で自由に議論してもらう
活動ポイント
• クラスの児童・生徒が、自由に発言しやすい雰囲気をつくることが大事
STEP5.生徒自身の考えを表現(個別学習)
活動内容
• 話し合い結果を踏まえ、児童・生徒自身の考えをノートにまとめてもらう
活動ポイント
• グループやクラス全体での話し合いを行うことで、自分の考えが変化していくことを児童・生徒自身が気付き着目させること
STEP6.朗読を行う(一斉学習)
活動内容
・クラス全体で、教員が生徒・ 児童を指名し、朗読してもらう
活動ポイント
• 今回の取り組みにより、児童・生徒自身が理解した主人公の感情を朗読の場面で表現するよう促すこと
そのほかのデジタル教科書を活用した効果事例については、以下の資料で詳しく確認することができます。教員の方は、ぜひチェックしてみるといいでしょう。
参照:学習者用デジタル教科書実践事例集(2021年追補版)|文部科学省
デジタル教科書活用にはタブレットは必須
今回ご紹介したデジタル教科書は、文部科学省の推進により2024年度に小学校にて本格導入を行う方針が進んでおり、今後ますます学校での活用が増えていくと考えられます。
それに伴い、デジタル教科書を活用するためには、児童・生徒に対してひとり1台タブレット端末の配布が行われることになります。
実際に、教育現場へ数百台~数千台にのぼるタブレット端末を導入するとなると、端末の各種設定などの管理・運用も膨大な時間と手間がかってしまい、教員やシステム管理者の本来の業務に支障が出てしまうといった課題が出てきます。
MDMでタブレット運用を安全かつ効率的に!
学校や教育現場において、上述したような悩みの種を解消してくれるのが、MDMと言われるモバイルデバイス管理の存在です。
MDMとは、タブレットやスマートフォンなどの複数のモバイルデバイスの準備・運用を効率的かつ安全に行えるモバイルデバイス管理ツールです。MDMを導入すると、複数の端末のアプリ配信やライセンス管理、PDFで作成した自作教材の配信などを、管理者がまとめて遠隔操作で行うことができます。また、WEB閲覧を制限するフィルタリングや盗難・紛失時のリモートロックなどの機能も搭載しているため、効率的かつ安心・安全なタブレット運用を実現することができます。
なお、弊社のMDM「mobiconnect(モビコネクト)」は1000校以上に導入されており、教育現場に向けたデバイス管理の機能・ノウハウを持ち合わせています。現在、MDMの導入を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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まとめ
今回は、デジタル教科書の概要や導入メリット、効果事例などについて詳しく解説してきました。デジタル教科書の市場拡大にともない、導入可能な教材やツールはさらに多種多様になっていくことが予想されます。デジタルツールを活用した教育を効果的に行うためには、各教育現場でのニーズに合わせた工夫が不可欠です。
デジタル教科書のメリット・デメリットや実際の使用事例を把握し、必要に応じてMDMなどのシステムも活用しながら本格導入の準備を進めていきましょう。