2021.06.21

ビジネス

iPhoneのアクティベーションって?設定方法やロックのメリットを解説!

iPhoneなどを使うiOSの端末を使用するにあたり、「アクティベーション」は必要な動作です。しかし、馴染みのない人にとってはアクティベーションと聞くと、「難しい用語」に感じますよね。
そんなアクティベーションですが、実は難しいものではなく、iPhoneを使う段階では必ずと言っていいほど行っているものとなります。

今回はiPhoneのアクティベーションとは何か、紹介していきたいと思います。

アクティベーションとは

アクティベーションとは、一般的には、ある機能をアクティブ(有効化)にするという意味や、正規のライセンスを確認するための認証のことを言います。

iPhoneでいうアクティベーションとは「初期設定」を意味しています。
iPhoneを使ったことがある人ならわかると思いますが、新しいiPhoneを購入し、電源ボタンを押した後「 Hello(こんにちは)〜さあ、はじめよう 」といった表示とともに行われる、最初の工程がアクティベーションです。
アクティベーションをするタイミングは人により様々ですが、皆さんも以下のようなタイミングで経験したことがあるのではないでしょうか。

  • 新しいiPhoneを購入した
  • 使っているiPhoneを初期化した
  • 譲渡されたiPhoneをはじめて設定する(初期化)
  • キャリア(通信会社)を変更した

アクティベーションが行われることではじめて、iPhone等の端末は機能を使えるようになります。

アクティベーションができないとどうなる?

アクティベーションが行われていない場合は、電話の発着信やインターネット通信を行うことも困難となります。そうなると、せっかく購入したスマートフォンも、単なる使えない端末にしかなりません。それくらい、アクティーベーションは端末利用に欠かせない工程であるのです。

アクティベーションの準備・設定方法

それではアクティベーションの設定方法をご紹介していきます。
「アクティベーションができない」ということがないように、事前に確認をした上で設定方法に進んでください。

アクティベーションの準備

アクティベーションを行う前に、まずは以下の2点を確認してください。

  • iPhoneにSIMカードが正しく挿入されているか
  • Appleの「 システム状況 」は問題ないか(ページ内の「iOSデバイスアクティベーション」左側が「 」であれば問題ありません)

上記が問題なければ、いよいよアクティベーション設定を行なっていきます。

アクティベーションの設定方法

それではアクティベーションを進めていきます。
まずは端末の電源をONにしてからスタートです。
アクティベーションは基本的に端末に表示される案内にそって進めていくだけなので、非常に簡単です。

  1. 画面下端を上にスワイプ
    ※ 機種によってはホームボタンを押す
  2. 「日本語」をタップ
  3. 「国または地域を選択」で「日本」をタップ
  4. 「クイックスタート」で「手動で設定」をタップ
  5. 「文字入力および音声入力の言語」で「続ける」をタップ
  6. 「Wi-Fiネットワークを選択」で、接続できるWi-Fiネットワークまたは「モバイルデータ通信回線を使用」をタップ
    ※Wi-Fiを使用しない、もしくは後で設定する場合は、「モバイルデータ通信回線を使用」をタップ
  7. データとプライバシー」で「続ける」をタップ
  8. 「Face ID」(顔認証)を設定するか選択
    ※ 機種によっては指紋認証
  9. 「パスコード」を作成するか選択
  10. 「App とデータ」で iPhone/iPad の設定方法を選択
    ※初めてのiPhoneの場合は「APPとデータを転送しない」
  11. 「Apple ID」で「パスワードをお忘れか Apple ID をお持ちでない場合」をタップ
  12. 「あとで“設定”でセットアップ」をタップ
  13. 「Apple ID を使用しなくてもよろしいですか?」で「使用しない」をタップ
  14. 「利用規約」を確認し、「同意する」をタップ
  15. 「エクスプレス設定」で「続ける」をタップ
  16. 「iPhone を常に最新の状態に」で「続ける」をタップ
  17. 「iMessage と FaceTime」で「続ける」をタップ
  18. 「Siri」で「あとで“設定”でセットアップ」をタップ
  19. 「スクリーンタイム」で「あとで“設定”でセットアップ」をタップ
  20. 「App 解析」でApp アクティビティやクラッシュデータを共有するかを選択
  21. 「True Tone ディスプレイ」で「続ける」をタップ
  22. 「外観モード」で「ライト」または「ダーク」を選択し、「続ける」をタップ
  23. 「拡大表示」で「標準」または「拡大」を選択し、「続ける」をタップ
  24. 画面下端から上にスワイプし、設定完了

アクティベーションロックとは

ここまではアクティベーションの方法について見ていきましたが、さらに発展させた機能として「アクティベーションロック」というものがあります。こちらの機能もユーザーにとってはメリットのある機能ですので、紹介していきたいと思います。

アクティベーションロックは、iPhoneのアプリ「探す」にある機能の一つです。
iPhoneをはじめiPad、iPod touchの紛失・盗難時に第三者に悪用されないよう端末を保護する仕組みとなっており、「 [デバイス]を探す 」をONにすることで自動的に有効になります。

アクティベーションロックのメリット

iPhoneにアクティベーションロックをかけておけば、万が一の紛失・盗難時も安心です。
第三者が端末内の情報を盗み見たり、データを取得したり、再アクティベーションされる心配はありません。また、所有者のApple IDがなければアクティベーションロックを解除することができないため、仮に売却されてしまっても端末の保護は継続されます。

アクティベーションロックの注意点!

アクティベーションロックは非常に強固な端末保護ですが、注意すべき点もあります。アクティベーションロックは以下の状況では解除しておきましょう。

  • 端末を譲渡する時
  • 端末を修理する時

もしiPhoneを譲り受けたり、フリマアプリや中古店から購入した際に、その端末にアクティベーションロックがかかっている場合は、前の所有者に協力してもらわない限りアクティベーションを完了することができません。
またアクティベーションロックはAppleの技術者でも解除ができないため、修理で預ける場合も必ず解除をしておかなければなりません。

そのため譲渡または修理を依頼する立場であれば、アプリの「探す」よりロックを無効にしましょう。逆に譲渡されるまたは購入する際は「アクティベーションロックの解除」に関してしっかり確認を行いましょう。

なお、アクティベーションロックの解除は以下のステップで完了します。必要な場合は前の端末保有者に以下の工程を行うよう依頼を進めてください。

  1. Apple IDを入力し、 iCloud.com にサインイン 
  2. 「探す」を選択
  3. 画面上部の「すべてのデバイス」を選択
  4. 削除するデバイスを選択
  5. 「[デバイス]の消去」を選択
  6. 「アカウントから削除」を選択

アクティベーションもMDMで一括設定

ご紹介したように、アクティベーションの手順は決して難易度の高いものではありません。
ですが、企業や学校では数十台から数千を超える大規模な台数の端末を扱うこととなります。
端末管理者や利用者による手作業でのアクティベーションの実施は、時間と労力を考えると現実的ではありません。とはいえ、アクティベーションは必ず行う必要がありますので、やらないというわけにもいきません。

そんな悩みをMDM(モバイルデバイス管理)が解決します。

MDMがあれば端末の台数に限らず、すべての端末に同様の設定が可能になります。その際にADE(旧:DEP)というApple社の機能を併用することで、アクティベーションのステップも簡略化することができます。
端末管理者は端末に触れることなくMDMを介し設定を行い、利用者は配布された端末起動し、最小限のアクティベーションステップで利用を開始することができます。

DEPあり/なしの比較

もし、大規模な台数の端末を取り扱う予定がある場合は、ぜひMDMの導入を検討してみましょう!上記の端末設定のほかにもMDMには多くのメリットがありますので、気になる方は下記のページもご覧ください。

>>モビィが解説!MDM・モビコネクトって何?

番外編!もしアクティベーションができない場合

アクティベーションやアクティベーションロック等について解説していきましたが、ここからは番外編としてアクティーベーションができない場合の対処法についても見ていきます。基本的に、先ほどご紹介した手順で完了できるものですが、まれにアクティーベーションがうまくできないことも発生します。そうした事象にはいくつかの原因が考えられます。

  • SIMの不具合、または挿入されてない
  • Appleのシステムに障害が発生している(アクティベーションサーバー)
  • アクティベーションロックがされている
  • OSが古い
  • 端末の不具合(ハードの問題)

原因① SIMの不具合または挿入されていない

アクティベーションの準備前に確認すべきポイントですが、iPhoneのアクティベーションにはSIMカードの挿入は必須です。SIMカードによる不具合の場合、「SiMカードが挿入されていません」または「不正なSIMです」とエラーが表示されます。

主要な原因は以下の通りです。

  • 「SiMカードが挿入されていません」の場合
    SIMカードの未挿入・SIMカードの向きの誤り・SIMカードの破損
  • 「不正なSIMです」の場合
    ⇒SIMロックがかかっている
    ⇒契約とは無関係なSIMが挿入されている
    ⇒SIMカードのネットワーク利用制限がかかっている

SIMに関するエラーが表示された場合は、上記をチェックし正しい対処を検討しましょう。

原因② Appleのシステムに障害が発生している

先のSIMカードと同様に、アクティベーションの準備前に確認すべきポイントですが、そもそもApple側でのシステム障害により端末のアクティベーションが実行できない場合もあります。
システム状況については、Apple社の「 システム状況 」ページから確認することができます。ページ内「iOSデバイスアクティベーション」左側が「 」であれば問題ありません。

原因③ アクティベーションロックがされている

アクティベーションロックがされている場合は、前述の通り、前の端末保有者へアクティベーションロックの解除を依頼してください。

原因④ OSが古い

新しく購入したiPhoneで起きることはないと思いますが、古いiPhoneを初期化した際などにOSが古いことでうまくいかなかったケースがあります。その場合は、下記のようなエラーメッセージが表示されますので、記載通り最新のOSにアップデート後にアクティベーションを再度行ってください。

アクティベーションエラー:
アクティベーションを完了できませんでした。iPhoneを復元して最新バージョンのiOSをインストールしてからもう一度アクティベーションを実行してみてください。問題がそれでも解決しない場合はカスタマーサポートにお問い合わせください。

原因⑤端末の不具合

一般の人が原因を特定するのは難しいですが、端末内部の破損などの不具合によりアクティベーションに影響がある可能性もあります。

iPhoneは精密機器です。一般家電をはじめ、物には個体差もあるため、不具合が起きる場合があります。これまで説明した①~④の原因に当てはまらない場合は、この端末不具合である可能性が高いでしょう。新品であれば初期不良などで交換修理が行えますし、万が一の故障のためにAppleCareへの加入しておくこともお勧めです。

まとめ

iPhoneのアクティベーションは「初期設定」、そう理解すると非常に身近な言葉でしたね。iPhoneの利用者であれば、この言葉を知らずともその手順を自然と行っています。今後のiOSの進化によって、アクティベーションの手順も変化していくことと想定されます。本記事も随時アップデートしていきたいと思います。

万が一の紛失や盗難時に非常に心強い機能であるアクティベーションロックについても、今回の記事で理解いただけたかと思います。iPhoneは大事な資産でもありますから、ぜえこうした機能も活用していただければと思います。一方で端末を譲渡、または修理に出すタイミングにはその解除を忘れずに行うよう注意してくださいね。

アクティベーションを複数台に一括で行いたい場合は、ぜひMDMの導入もご検討ください。ご相談は無料ですので、まずはお気軽に弊社までお問い合わせください!