2021.06.07

セキュリティ対策

企業の情報セキュリティ対策できていますか?気になる4項目でチェック!

企業の情報セキュリティ対策について、具体的にどういったことをすれば良いかお悩みという方も多いのではないでしょうか。また、パソコンにはウイルス対策ソフトを入れているから大丈夫だと安心している方もいるかもしれません。しかし、現在している対策は、本当にすべてのリスクに対応できているでしょうか?

今回は、情報セキュリティ対策に求められることを4項目に分けて解説していきたいと思います。企業の情報セキュリティ対策って何をすればいいの?とお悩みの方は、ぜひこちらの記事をご参考にしてください。

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企業の情報セキュリティ対策は必須!

企業や組織では、パソコンを使った顧客管理や売上計算、メールなどを利用した取引先とのやりとりなど、情報通信を活用した運営が欠かせなくなってきています。しかしパソコンやスマホの使用には、常にセキュリティ面のリスクが隣り合わせにあるのも実態のひとつです。

また企業の場合、万が一セキュリティ面でのインシデントが発生すれば、従業員や取引先などへの被害が生じ、企業責任にも発展していきます。こうした状況を鑑みれば、どんな企業・組織であっても今や情報セキュリティ対策は必須であると言えます。

企業の情報セキュリティ対策 4項目をチェック

それでは、ここからは企業がすべき情報セキュリティ対策を、4項目に分けてチェックしていきたいと思います。実際にどういったリスクがあるのかをしっかり把握したうえで、足りていない項目がないかを見直していきましょう。

個人情報の漏えい

まずは、「個人情報の漏えい」が挙げられます。個人情報とは、『生存する個人に関する情報』で、『特定の個人を識別できるもの』と、個人情報保護法では定義しています。氏名や生年月日などがその例として挙げられていますが、企業や組織においては、従業員や顧客に関する情報が必然的に集まりますから、非常に多くの個人情報を有している状態となります。
こうした個人情報が流出してしまうと、企業の信用問題に関わる点はもちろんのこと、訴訟や賠償といった対応に迫られる可能性もあります。こうした事態にならないためにも、企業として個人情報を適切に保護することは重要な対策のひとつです。

機密情報の漏えい

次に挙げられるのは、機密情報の漏えいです。機密情報とは、外部への開示を予定していない情報を指しており、秘密情報や営業機密といった言い方をされることもあります。企画書といった今後の展望を示すものから、仕入先・在庫数といったものも機密情報に含まれます。
社内の会議やメールなどでも、こうした情報のやり取りは頻繁に行われるものですが、万が一外部に漏れれば、会社の損失にも繋がりかねないでしょう。個人情報と同じく、こうした機密情報も企業としてはしっかり守っていかなくてはなりません。

ウイルスへの感染

独立行政法人情報処理推進機構の「2014年度情報セキュリティ事象被害状況調査」報告書によると、ウイルスに遭遇した経路として「電子メール」を挙げた回答は60.6%という結果が出ています。業務でも頻繁に利用するメールですが、見覚えのないアドレスから不審なメールが届いたという人も少なくはないでしょう。メールを利用したウイルス感染では、前述した個人情報や機密情報の漏えいを誘発します。さらに恐ろしいのは、ウイルスに感染したパソコンが、今度はウイルスつきのメールを発信してしまうというケースが見られていることです。加害者にもなりかねないウイルスの感染は、絶対に避けていきたいところです。

参考:https://www.ipa.go.jp/security/fy26/reports/isec-survey/

サイバー攻撃

先ほどウイルスの感染について触れましたが、ウイルス以外にもサイバー攻撃の被害に遭う企業のケースも増えてきています。サイバー攻撃はコンピュータへの不正侵入や不正操作といったクラッキング操作などを使った、サイバー空間を経由する攻撃のことを指します。

サイバー攻撃の手口は巧妙化しており、メールやWebを経由したマルウェア(不正、有害な動作を行う悪意あるソフトウェア)による攻撃や、送信者を詐称(なりすまし)したフィッシングメールなど様々な手法がとられています。
サイバー攻撃による被害の内容もまた多岐にわたりますが、サイバー攻撃によるWebサイトの改ざん(正規のWebサイトをサイバー攻撃によって書き換えられてしまう)といった事例も見られています。こうした事象が発生すると、場合によっては業務を停止せざるを得ないほどの影響となるでしょう。ウイルス感染だけでなく、こうしたサイバー攻撃を未然に防ぐ対策も講じておかなければなりません。

企業の情報セキュリティを強化するためにも、MDMの導入を

情報セキュリティすべきポイントを4項目に分けて解説していきました。気になる具体的な対策方法ですが、これらの4項目を防ぐためには、以下の対策を講じると良いとされています。

  • ウイルス対策製品(ソフトウェア)の導入
  • Webやメールに対するフィルタリング製品の導入
  • パソコン、スマホのOSやアプリのバージョンを常に最新にしておく
  • VPN接続を利用した通信のセキュリティ品質の向上
  • パスワード管理の強化・徹底
  • パソコンやスマホの紛失対策の徹底

うちはウイルス感染対策ソフトを入れているから大丈夫…と思っている方もいるかもしれませんが、その他の対策はしっかりできているでしょうか?改めて社内のセキュリティ対策を見直してみて、情報セキュリティの徹底をぜひ図ってみてください。

MDMであれば、セキュリティ対策をまるごと解決!

セキュリティ対策を徹底しようとしても、社内にあるすべての端末にひとつずつソフトを導入したり、OSのバージョンが最新であるかを常にチェックしたりするのは、なかなか難しい点もあると思います。従業員に作業をお願いしても、忙しくてそのまま…なんてことも、ありがちな問題です。そうした問題も、MDM(モバイルデバイス管理)を利用すれば、すぐに解決できます。

  • 端末へのOSアップデート
  • 導入したアプリケーションの端末への一括配信
  • VPN設定
  • 端末紛失時の遠隔ロック作業

これからのことが、MDMを使えば社内のパソコンやデバイスに向けて一括で作業できます。業務の効率化にも繋がりますし、よりセキュアな体制の構築も可能となるでしょう。改めて、社内のセキュリティ体制を見直したい、より効率化していきたいとお考えなら、MDMの導入がおすすめです。

弊社の「mobiconnect for business」であれば、月額165円~(1台)で、コストを抑えつつデバイス管理が行えます。運用方法などもヒアリングのうえしっかりご提案しますので、少しでも気になるという方はお気軽にご相談ください!

まとめ

今回は、企業の情報セキュリティ対策について解説していきました。日々、巧妙化していくウイルス感染の手口やサイバー攻撃が、いつあなたのもとに訪れるかはわかりません。そうした事態を未然に防ぐためにも、改めて社内のセキュリティ対策を見直していきましょう。

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