2022.12.02

業務効率化

【2023年最新】POSレジ・タブレットレジのおすすめ6選!選び方や業界別のおすすめも解説

(更新日:2023/07/12)

近年、飲食店や小売店での需要が高まっているタブレットPOSレジ。導入を検討しているものの、慣れない運用やサービスの選択に悩む人も多いのではないでしょうか。この記事では、タブレットPOSレジの概要、メリットとデメリット、選ぶ際のポイント、おすすめのタブレットPOSレジについて紹介します。導入を検討している方はぜひ役立ててください。

MDM導入のご検討・
ご相談はこちら

POSレジ・タブレットレジの選び方のポイント

POSレジ・タブレットレジの選び方のポイントは、以下のとおりです。

  • 使える端末や機器の種類で選ぶ
  • 外部システムとの連携性で選ぶ
  • 操作性で選ぶ
  • サポート体制で選ぶ
  • 料金で選ぶ

それぞれのポイントを解説します。

使える端末や機器の種類で選ぶ

POSレジやタブレットレジを導入する際に、対応している端末や機器の種類を考慮して選びましょう。自社で既に使用している機器や、システムとの連携や互換性を確保するためにも、事前に確認しておく必要があります。例えば、既に導入している決済端末やバーコードリーダーと連携できるかどうかは重要な要素です。

具体的な選ぶ基準として、まずは自社が使用している機器やシステムとの互換性を確認しましょう。次に、将来的な拡張性やアップデートの可能性も考慮して、汎用性の高い端末や機器を選ぶことが重要です。また、セキュリティやデータの管理に関する規制や要件にも配慮し、適合しているかどうかも確認しましょう。

外部システムとの連携性で選ぶ

POSレジやタブレットレジを導入する際に、他のシステムとのスムーズな連携やデータの共有ができるかを考慮して選ぶことも重要です。なぜなら、ゆくゆくは業務効率にも影響を与えるためです。例えば、決済システムや会計ソフトとの連携をスムーズに行えれば、売上データの自動集計や在庫管理のシームレスな運用が可能になります。

選ぶ基準としては、導入を予定している外部システムとの互換性を確認しましょう。APIの提供やデータの連携方法などをチェックします。次に、POSレジやタブレットレジが他のシステムと柔軟に連携できる拡張性やカスタマイズ性を持っているかも重要です。

【POSレジ・タブレットレジの主な機能】

機能 概要 利用が多い業態例
在庫管理 商品の在庫状況を管理し、発注や棚卸を支援する 小売店、飲食店、物販業
売上管理 商品の販売や売上データの集計・管理を行う 小売店、レストラン、カフェ
顧客管理 顧客情報を登録・管理し、顧客対応を効率化する 小売店、サービス業、美容院
スキャン機能 商品のバーコードを読み取り、自動的に金額を計算する機能 スーパーマーケット、コンビニエンスストア

スクロールできます

操作性で選ぶ

POSレジやタブレットレジを選ぶ際に、使いやすさや操作のしやすさも重視しましょう。従業員の業務効率化やヒューマンエラーの軽減、顧客サービス向上など、業務の円滑な運営に直結します。

選ぶ基準としては、直感的な操作や分かりやすい画面設計、タッチスクリーンの反応性などが重要です。また、メニューやボタンの配置が効率的であることもポイントとなります。さらに、特定の業態に適した機能や画面のカスタマイズができるかどうかをチェックすると良いでしょう。

サポート体制で選ぶ

POSレジやタブレットレジを選ぶ際に、提供元のサポートやアフターサービス体制も注視する必要があります。導入後のトラブルや問題が発生した際に、迅速かつ適切に対応してもらうためにも欠かせません。

選ぶ基準としては、サポートの種類や提供時間帯を確認しましょう。電話やメール、オンサイトなど、利用可能なサポート手段や対応時間が適切であるかをチェックします。また、サポートスタッフの技術力や対応力も重要です。経験豊富なサポート担当者がいるか、問題解決までの対応時間やスピードも確認しましょう。導入後の継続的なサポート体制を重視し、信頼性のある提供元を選ぶことが重要です。

料金で選ぶ

POSレジやタブレットレジを導入する際は、導入費用だけでなくランニングコストも考慮しましょう。企業の予算や収益性の観点から、経済的な選択をする必要があるため、規模に応じて適切な価格設定を選択する必要があります。

選ぶ基準としては、まず導入費用を確認しましょう。ハードウェアやソフトウェアの購入費用や設置費用、カスタマイズやデータ移行などの追加費用を考慮します。また、ランニングコストも重要です。月額利用料や保守サポート料、アップデートや追加機能の費用など、継続的に発生する費用を把握しましょう。さらに、契約条件や支払い方法も確認しておくことが大切です。ライセンスの形態や契約期間、解約に伴う費用なども重要な要素となります。

POSレジ・タブレットレジのおすすめ6選

この項目では、おすすめのタブレットPOSレジを紹介します。6つのサービスについて、特徴を比較しながら検討していきましょう。iPadさえあれば無料でスタートが可能となっているサービスも多いですが、必要に応じて周辺機器の購入や、オプションサービスの追加を検討した方がよい場合もあります。

サービス名 初期費用 月額費用 対応OS 無料プランの有無
スマレジ 0円~ 0円~ iPad、iPhone、iPad touch 有(30日間)
STORESレジ 0円~ 0円~ iPad
POS+ 138,000円~ 6,000円円~ iPad
Airレジ 0円~ 0円~ iPad
ユビレジ 0円~ 6,900円~ iPad 有(1ヶ月)
Square POSレジ 0円~ 0円~ iOS、Android

スクロールできます

スマレジ

画像出典:スマレジ

株式会社スマレジが提供する「スマレジ」は、業界初のPOSデータを活用したプラットフォームサービスを実現しました。スマレジは、使いやすさと多様な業態に対応した拡張機能が特徴です。無料プランから始めることもでき、柔軟なプラン選択が可能となっています。また「スマレジ・アプリマーケット」から提供される100以上のアプリにより、多種多様な業種・業態に対応しています。これにより、さまざまな課題解決やDXの促進に貢献するでしょう。

スマレジを利用する際のメリットは、使いやすさと拡張性の高さです。豊富なアプリの選択肢により、業種に合わせたカスタマイズが可能です。一方、デメリットとしては、一部の高度な機能やカスタマイズには有料プランが必要な場合がある点が挙げられます。

スマレジの特徴
業種に合わせた拡張機能が豊富
スマレジは「スマレジ・アプリマーケット」から100以上のアプリを提供しています。多種多様な業種・業態の課題解決、DXの促進に貢献しています。
≫「スマレジ・アプリマーケット」の詳細はこちら 
インボイスに対応したPOSレジ
2023年10月にスタートするインボイス(適格請求書等保存方式)に対応した領収書やレシートの発行が可能です。
≫スマレジのインボイス対応の詳細はこちら

月額費用 0円〜
初期費用 0円〜
主な機能 スキャン機能、キャッシュレス決済機能、自動釣銭機能、顧客管理機能、在庫管理機能、レシート印刷機能
対応OS iPad、iPhone、iPad touch
連携可能なシステム 楽天ペイ、Uber Eats、食べログオーダー、Shopifyなど
連携可能な会計ソフト freee、弥生会計、MFクラウド会計、勘定奉行クラウド
サポート体制 専門スタッフが24時間365日対応しており、電話やメールでの問い合わせが可能
提供会社 株式会社スマレジ
公式サイト スマレジ

【スマレジがおすすめの人】
•インボイス制度に対応したPOSレジを探している人
•社内DXを促進したい人
•柔軟にカスタマイズしていきたい人

STORES レジ

画像出典:STORES レジ

STORES株式会社が提供する「STORESレジ」は、iPadを活用したPOSレジシステムです。アプリをインストールするだけで、手軽に導入することができます。

STORESレジは、iPadを使った直感的な操作性が特徴的です。ネットショップでの操作感覚をそのままレジに置き換えることができ、初心者でも簡単に扱えます。また、ネットショップとの連携も強みです。在庫や商品情報の同期がスムーズに行えるため、オンラインストアと実店舗の一元管理が可能となります。

STORESレジを利用する際のメリットは、iPadの使いやすさとネットショップとのシームレスな連携です。直感的な操作性により、スタッフのトレーニング時間を短縮することができます。一方、デメリットとしては、専用のiPadが必要であることや、ネット環境に依存する点が挙げられます。

【STORESレジがおすすめの人】
•ネットショップを運営している人
•初心者や簡単な操作を希望する人
•データ分析や経営見える化を重視する人

月額費用 0円〜
初期費用 0円〜
主な機能 基本のレジ機能、充実の周辺機器対応、売上分析、顧客管理、在庫管理、レシート印刷機能など
対応OS iPad
連携可能なシステム POSレジデータや決済、クラウドソーシング等と連携
連携可能な会計ソフト マネーフォワード クラウド会計
サポート体制 専門スタッフが24時間365日対応しており、電話やメールでの問い合わせが可能
提供会社 STORES 株式会社
公式サイト STORES レジ


POS+(ポスタス)

画像出典: POS+(ポスタス)

「POS+(ポスタス)」は、ポスタス株式会社が提供するPOSレジシステムであり、多機能で柔軟なオプションサービスが特徴です。飲食店や小売店など、さまざまな業種に対応し、特殊なシーンでも高い性能を発揮します。他のPOSレジにはない特徴的な機能やオプションサービスが充実しており、業種やニーズに合わせてカスタマイズが可能です。例えば、席次やテーブル管理、顧客情報の管理、在庫管理、スタッフの出退勤管理など、多岐にわたる機能が提供されています。さらに、データ分析や売上レポートの機能も充実しており、経営戦略の立案や効果的なマーケティング活動に役立つでしょう。

利用する際のメリットとしては、POS+(ポスタス)の柔軟性と高い拡張性が挙げられます。多機能ながらも使いやすいインターフェースやカスタマイズ性により、業種や店舗のニーズに合わせた運用が可能です。また、データの一元管理や分析機能により、経営の見える化や効率的な業務運営が実現できます。

一方で、利用する際のデメリットとしては、高機能なだけに設定やカスタマイズに一定の時間や知識が必要なことがあげられます。また多機能であるがゆえに、初期費用やランニングコストが他のPOSレジに比べて高くなる点も考慮が必要です。

【POS+(ポスタス)がおすすめの人】
•多機能なPOSレジを求める人
•経営の見える化を重視する人
•機能をカスタマイズしたい人

月額費用 138,000円~
初期費用 6,000円~
主な機能 基本のレジ機能、顧客管理、在庫管理、売上分析、レシート印刷機能、キャッシュレス決済機能など
対応OS iPad
連携可能なシステム POSレジデータや決済、クラウドソーシング等と連携
連携可能な会計ソフト マネーフォワード クラウド会計
サポート体制 専門スタッフが24時間365日対応しており、電話やメールでの問い合わせが可能
提供会社 ポスタス株式会社
公式サイト POS+(ポスタス)

Airレジ

画像出典: Airレジ

株式会社リクルートが提供する「Airレジ」は、POSレジ・タブレットレジのおすすめ製品の一つです。シンプルな操作性かつ直感的で使いやすいインターフェースが採用されており、新規スタッフでも迅速に操作できます。また、カスタマイズ性も高く、飲食店の業態やニーズに合わせて柔軟に設定やレイアウトを変更することが可能です。

利用する際のメリットとしては、初期費用や月額費用が比較的低く設定されていることが挙げられます。中小規模の店舗でも手軽に導入することができ、コスト面での負担が軽減されます。また、使いやすいインターフェースやカスタマイズ性により、スタッフのトレーニングやオペレーションの効率化にも貢献するでしょう。

一方、利用する際のデメリットとしては、特定の要件や複雑な業態には対応しきれない場合があることが挙げられます。また、サポート体制に関しては、利用者によっては満足度に差があるかもしれません。そのため、導入前に自身の店舗のニーズとの適合性を検討し、サポート体制を確認することが重要です。

【Airレジがおすすめの人】
•シンプルなレイアウトで利用したい人
•費用を抑えたい人
•初めてPOSレジを利用する人

月額費用 0円~
初期費用 0円~
主な機能 商品登録、会計処理、売上分析、在庫管理
対応OS iPad
連携可能なシステム
連携可能な会計ソフト freee会計、弥生会計、TKC FXシリーズ
サポート体制 電話サポート(平日10:00~18:00)、メールサポート(24時間)
提供会社 株式会社リクルート
公式サイト Airレジ

ユビレジ

画像出典: ユビレジ

「ユビレジ」は、株式会社ユビレジによって提供されているPOSレジ・タブレットレジのおすすめ製品です。この製品は、「カンタンがいちばん」というコンセプトのもと、多機能でありながら使いやすさを追求しています。指のひと押しで面倒なタスクを効率的に実行することができるインフラを目指しており、サービス自体も「使いやすさ」に重点が置かれています。

利用する際のメリットは、カンタンな操作性により、スタッフのトレーニングやオペレーションの効率化が図れることです。また、多機能性によって業務の幅が広がり、さまざまなニーズに対応することができます。さらに、カスタマイズ性やオプション機能の追加によって、自身の店舗の要件に合わせた最適な設定を行えるでしょう。

一方、利用する際のデメリットとしては、あまりに高度な機能や複雑な業態には対応しきれない場合がある点が挙げられます。特定の要件や機能が必要な場合は、事前に詳細な調査や比較検討が必要です。

【ユビレジがおすすめの人】
•初めてPOSレジを導入する人
•多機能なPOSレジを求めている人
•カスタマイズを加えたい人

月額費用 0円~
初期費用 6,900円~
主な機能 顧客管理、リアルタイムの売上管理・分析、会計管理など
対応OS iPad
連携可能なシステム
連携可能な会計ソフト TKC「FXシリーズ」、弥生会計ラインアップ、freee(フリー)、マネーフォワード クラウド会計・確定申告
サポート体制 10時〜22時(365日)
提供会社 株式会社ユビレジ
公式サイト ユビレジ

Square POS レジ

画像出典: Square POS レジ

「Square POSレジ」は、Square株式会社が提供するPOSレジ・タブレットレジの一つです。この製品は、多彩な機能を備えており、店舗運営を円滑にサポートしてくれる特徴があります。シンプルな料金体系が特徴で、月額費用が無料なのも魅力的です。

利用する際のメリットとしては、料金体系のシンプルさが挙げられます。月額費用が無料であるため、中小規模の店舗でも手軽に導入できます。また、決済機能も統合されており、現金やクレジットカード、デジタルウォレットなど、さまざまな支払い方法に対応しているのも魅力的です。さらに、売上データのリアルタイムな分析やレポート機能によって、店舗の経営分析や改善策の立案にも役立ちます。

一方、利用する際のデメリットとしては、特定の要件や業態には対応しきれない場合がある点が挙げられます。例えば、特定の業種に特化した機能やカスタマイズ性が必要な場合には、他のPOSレジと比較検討が必要です。

【Square POSレジがおすすめの人】
•顧客管理機能を使いたい人
•シンプルな料金体系を求める人
•デザイン性にこだわりたい人

月額費用 0円~
初期費用 0円〜
主な機能 カード決済、顧客管理、在庫管理、売上レポートなど
対応OS iOS、Android
連携可能なシステム Shopify、WooCommerce、BigCommerce、Ecwidなど
連携可能な会計ソフト QuickBooks Online、Xero、Freee、弥生会計など
サポート体制 電話サポート、メールサポート、チャットサポート
提供会社 Square株式会社
公式サイト Square POS レジ

【業界・業種別】POSレジ・タブレットレジのおすすめ

ここでは、POSレジ・タブレットレジのおすすめを業界・業種別に紹介します。

飲食店におすすめのPOSレジ・タブレットレジは「スマレジ」

飲食店におすすめのPOSレジは「スマレジ」です。飲食店向けに開発されたPOSレジで、導入店舗数が12万店舗を突破している人気のレジとなっています。iPadやAndroidタブレットなどのタブレット端末を使ってクラウド上で管理できるため、導入費用が安く抑えられるというメリットがあります。また、注文管理や在庫管理などの機能が充実しているため、飲食店経営者にとって便利です。

例えば、季節限定商品や売れ筋商品の管理やデータ分析ができるほか、仕入れ確認や価格変更もリアルタイムに反映されるため、在庫管理や売上管理もしやすくなります。複数店舗の集計も一画面で行えるため、経営者の負担を軽減できるでしょう。

美容室におすすめのPOSレジ・タブレットレジは「STORESレジ」

美容室に導入するのであれば「STORESレジ」がおすすめです。顧客管理や予約管理など、美容室に必要な機能が充実しているため、導入すれば業務効率化につながります。また、美容師毎の指名予約やシフト管理をはじめ、美容室の予約業務に必要な機能が搭載されているのも特徴的です。

小売店におすすめのPOSレジ・タブレットレジは「Square POSレジ」

小売店には「Square POSレジ」をおすすめします。月額費用が無料で、初期費用もかからないため、コスト面で優れています。また、タブレット型で直感的に操作しやすく、スマホとの連携も可能です。 さらに、Square POSレジアプリでは購入時に、顧客情報に購入履歴が自動で登録されます。 電子レシートにはお客様とメッセージをやりとりする機能があるため、お客様のご意見・ご要望も集めることができるのも魅力的です。

小規模店舗・個人店・におすすめのPOSレジ・タブレットレジは「スマレジ」

小規模店舗・個人店向けPOSレジには「スマレジ」がおすすめです。iPad/iPhoneアプリを用いた高機能クラウドPOSレジであり、レジ販売、レシート印刷、商品管理、売上分析等のPOSレジの基本的な機能が利用できます。

個人商店、1店舗のみの店舗の方向けに、導入しやすいプランも用意されており、初期費用・月額費用が無料であるため、コストを抑えながら導入が可能です。また、選べるキャッシュレス決済で、QRや電子マネー決済など、多彩な決済方法に対応しています。導入時のサポートも手厚く、初めての利用でも安心して導入できるでしょう。

そもそもタブレットPOSレジとは

そもそもタブレットPOSレジとは、タブレットにPOSシステムをインストールしたものをいいます。POSとは販売時点情報管理(Point of sales)の略称で、POSを搭載した機器がPOSレジになります。商品が売れたときに、商品名・価格・在庫状況などの情報をリアルタイムで取り扱うことが可能です。

ネットワークに繋がっているため、タブレットPOSレジを活用することで売上を正確に把握できるうえに、収集したデータを分析して店舗の売上や利益の改善にも役立てられます。タブレットPOSレジは、iPadがあれば無料で簡単に導入できるサービスもあるため、小規模な飲食店などのスペースが限られている店舗でも手軽に設置することができ、次第に普及してきています。

タブレットPOSレジのメリット

この項目では、タブレットPOSレジのメリットをご紹介します。

  • POSレジよりも低コストで導入できる
  • 簡単に持ち運べる
  • クラウド上でデータを管理できる

POSレジよりも低コストで導入できる

タブレットPOSレジは、POSレジよりもコストをかけずに導入できます。POSレジの相場は1台あたりおよそ20万円から50万円であり、月額費用も1万円前後かかります。さらに、周辺機器の購入や設置にも追加の費用が必要になる場合があるため、コストが高くついてしまうのです。

一方で、タブレットPOSレジの相場は1台あたり無料のものから30万円程度まで幅広い選択肢があり、月額費用も一般的には1万円以下で済むことが多いため、POSレジに比べて導入が容易です。初期費用が抑えられるため、小規模な事業者や新規参入者にとっても負担が軽くなります。

簡単に持ち運べる

タブレットPOSレジは専用の設置スペースがいりません。持ち運びができるという利点を活かし、移動販売やイベントでの特設店といった場面でも利用することができます。スマートでスタイリッシュな見た目から、店舗の雰囲気を崩すことなく設置することが可能です。

クラウド上でデータを管理できる

タブレットPOSレジは、クラウド上でデータを管理できます。クラウドとは、インターネット上に構築されたサービスのことです。タブレットPOSレジで入力したデータは、クラウド上に自動的に保存されるため、場所を選ばずに必要なデータを閲覧できます。

例えば、店舗でタブレットPOSレジを使って売上を入力した後、自宅のパソコンから売上データを確認できます。また、多店舗展開している小売業では、各店舗の売上をリアルタイムで確認・分析することが可能です。これらのデータは、クラウド上で保存されているため、わざわざデータを共有する手間もなくなります。そのため、クラウド上でデータを管理することで、業務効率化や経営改善につながるのです。

タブレットPOSレジを導入するデメリット

タブレットPOSレジのデメリットは以下の2点です。それぞれ詳しく紹介していきます。

  • ネットワーク・通信環境の整備が必要
  • 情報漏洩のリスクがある

ネットワーク・通信環境の整備が必要

タブレットPOSレジは、会計のたびにインターネット通信する必要があり、通信がスムーズにおこなわなければお客様を待たせてしまうリスクもあります。災害時に電力の供給がストップした場合には、使用できなくなることも想定しておきましょう。

また、初期設定やネットワーク設定、店舗スタッフに操作をレクチャーするといった工程に時間の確保が必要になります。導入の際には、インターネット環境をしっかり整える、通信トラブルが発生した場合の対応手段をスタッフに周知しておくといった対策が有効です。

情報漏洩のリスクがある

端末の紛失や盗難による情報漏洩のリスクも考慮しなくてはならないデメリットです。解決策としてMDM (モバイルデバイス管理)を導入することが挙げられます。MDMを導入すれば、紛失・盗難に気づいた際に端末をロックすることができ、遠隔操作でデータを削除して情報漏洩を防ぐことも可能。不正アクセスに対するセキュリティ対策も万全になります。

MDMについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
関連記事:「MDM(モバイルデバイス管理)とは?基本や導入時の注意点まで徹底解説」


 

まとめ

本記事では、2023年最新のPOSレジ・タブレットPOSレジのおすすめ6選をご紹介しました。POSレジを導入することで、売上管理や在庫管理、顧客管理などの業務を効率化できます。また、顧客の利便性向上やマーケティング活動の強化にもつながります。

POSレジは、店舗の規模や業種によって最適な製品が異なるため、どの製品を選ぶか迷った場合は本記事の内容を参考にして自社に最適な製品を選んでください。POSレジを導入することで業務効率化や経営改善にもつなげられるので、検討してみてはいかがでしょうか。

MDM導入のご検討・
ご相談はこちら