2022.09.02

セキュリティ対策

【2023年最新版】おすすめのVPN9社を徹底比較|メリット・料金・特徴まで完全ガイド!

(2023年4月27日 更新)

インターネットの利用が不可欠な現代では、通信の安全性が重要になってきます。そこで注目されているのがVPNサービスです。しかし、たくさんのVPNサービスがリリースされていてどれを選べばいいかわからない方も多いと思います。

この記事では、VPNの導入を検討している方に向けて、VPNを利用するメリットや選び方をご紹介。そして、おすすめのVPNサービスを8社ピックアップして徹底比較していきます。

VPNサービスとは

VPNとは”Virtual Private Network”の略で、日本語に直訳すると「仮想専用線」という意味になります。専用線とは利用している企業専用の回線であり、セキュリティが高いことが特徴です。実際に物理的な専用回線を引くのではなく、共有のインターネット回線を仮想的に独立した専用回線であるかのように扱ったものをVPN接続と呼びます。VPNサービスとは、そういったVPN接続を提供するサービスのことです。

社内ネットワークで顧客データなど重要な情報のやり取りをするときに、公衆インターネットを使っていては情報が漏洩してしまう危険があります。その対策としてVPNサービスは導入されることが多いです。

例えば、誰でも使うことのできるフリーWi-Fiを利用する場合や複数の拠点間でデータのやり取りをしたい場合に、インターネット環境の安全を図る目的で活用されます。その他、日本では接続できないサービスや、規制の厳しい海外で日本のサービスを利用したい時などにVPNサービスは利用されることもあります。

VPNの基本や仕組みについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
≫VPN接続の基本を解説!暗号化の仕組みやメリット・デメリットを紹介

VPNサービスを利用するメリット

VPNサービスを利用することによって、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではVPNサービスを利用することのメリットを解説していきます。

フリーWi-Fiを安全に利用できる

ホテル、コンビニなどのフリーWi-Fiは、誰もが利用できるものです。しかし、誰でも利用できるがゆえに第三者に通信内容を見られている可能性があります。大切な企業の顧客情報へ自由にアクセス出来てしまったら社会的信用に関わってきます。そこで、VPNサービスを利用すればカフェやホテルなどのフリーWi-Fiからでも、外部の侵入を気にすることなく高度なセキュリティで守られた状態でインターネットを利用できます。

遠隔地からアクセスできる

現代では、働き方が大きく変わり、さまざまな場所で仕事ができる時代です。しかし、ホテルやカフェなどから公共のインターネットを使い、社内ネットワークにアクセスしていては、セキュリティに問題があります。VPNを使えば、会社以外の遠隔地からでも安全に社内ネットワークにアクセスできることがメリットです。VPNサービスを利用すれば、全国各地や海外に拠点がある場合はもちろん、昨今のリモートワークでも自宅から会社にいるときと同じような通信環境で働くことができます。PCはもちろんですが、スマートフォンやタブレット端末からもアクセスすることができます。

複数の拠点に対応している

VPNを利用すると、3カ所以上の複数の拠点を繋ぐネットワークとしても運用することが可能です。VPN以外にも、 セキュリティを高くするものに「専用線」と呼ばれるプライベートネットワークがあります。これも安全な通信ではありますが、1対1で接続するため、複数の拠点を持っている企業は拠点ごとに一つひとつ「専用線」を引かなければなりません。「専用線」はひとつ引くだけでも月に数十万円かかってしまうので、多額の費用が必要になります。VPNでは、それぞれの拠点にルーターを置くことで、3カ所以上の拠点を結ぶことができます。これにより、安価に円滑なインターネット通信環境を確保することが可能なのです。

VPNサービスを利用するデメリット

ここまでVPNサービスを利用するメリットを説明しましたが、少なからずデメリットも存在します。では、どのようなデメリットがあるのかを以下で解説します。

情報が漏洩する可能性がある

VPNサービスによってはセキュリティレベルに差があり安全性が低い場合もあります。VPNはあくまでも仮想的な専用回線です。暗号化を行い通常の回線に比べて安全性が高くはなっていますが、公共のインターネットを暗号化しているためマルウェアの侵入やサイバー攻撃などのリスクがあります。これにより情報が漏洩する可能性はゼロではありません。また、初期設定が上手くいっていなかった場合には脆弱な状態になってしまう可能性があります。従業員のヒューマンエラーによる情報漏洩の可能性もあります。

通信速度が遅くなる場合がある

公共のインターネットを利用しているため、お昼時や夜は通信速度が遅くなりことがあります。日常的なピークタイムなら対応できるかもしれませんが、災害発生時などの何らかのアクシデントで突然アクセスが増えた場合は通信が困難になります。回線速度が遅くなってしまったら業務に支障をきたしてしまうことになるでしょう。

VPNサービスの選び方

VPNサービスを利用する際は、以下の4つの観点から自社の目的や用途にあったサービスを選ぶことがポイントとなります。

  • 目的に合っているものから選ぶ
  • ノーログポリシーがあるものから選ぶ
  • 同時接続できる台数の多さから選ぶ
  • サポート体制が充実しているものから選ぶ

目的に合っているものから選ぶ

VPNサービスは使用目的に合っているものを選ぶことが重要になります。例えば、「インターネット上で取引先や関係企業と重要なやり取りをする際のセキュリティ強化」など、さまざまな理由が考えられます。

やり取りのセキュリティ強化の場合には、無料のVPNサービスを使うのではなく、有料のサービスを選ぶようにしなければなりません。そして、文字ベースのやり取りならば通信速度はあまり速くなくてもよいですが、動画など大容量のデータをやり取りする場合は通信速度の速いVPNサービスを選ぶことが必要になってきます。

海外サービスの利用の際には、目的のサービスが提供されている国にVPNのサーバーがないと、そのサービスを利用できない可能性が高いです。ですので、VPNサービスごとのサーバロケーション情報をしっかりと確認しましょう。

このように、使用目的に合わせたVPNサービス選びが大切になってきます。

ノーログポリシーがあるものから選ぶ

VPNサービスの仕様にはノーログポリシーがあります。これは、ログを残さないというものです。ログというのは、誰がいつどこからどのIPアドレスを利用したかという記録です。つまり、ノーログポリシーとは、利用者のVPN利用の情報を全く保持しないという宣言になります。ノーログポリシーがあるものはプライバシー保護や個人情報流出の対策がしっかりされており、VPNサービスを選ぶ際は注目したい点です。

しかし、このノーログポリシーには明確な基準は無いので各VPNサービスが決めるログという解釈になります。ですので、ノーログポリシーと書かれていても、どのログが保持されていて、どのログは保持されていないのかを利用契約やプライバシーポリシーで確認する必要があります。ノーログポリシーを書いているだけで、ログの保持について詳しく書かれていないサービスはあまりおすすめできません。

 同時接続できる台数の多さから選ぶ

VPNサービスには同時に接続できるデバイスの台数が1~10台と制限のあるものがほとんどです。企業の規模にあわせて多くのデバイスを使う場合は使用可能なデバイス数を確認しましょう。個人や家族で使う場合はそこまで気にしなくてもよいかもしれません。しかし、多くのデバイスを使う企業の場合は、デバイスの台数に制限のないプランを選ぶようにしましょう。

サポート体制が充実しているものから選ぶ

VPNサービスは拠点を海外において運営しているものが多いです。そのため、トラブルが起きた際、日本語での問い合わせができないなどの問題が起こりえます。公式サイトが日本語に対応しており、トラブルが起きた際のサポート対応がしっかりおこなわれていることをしっかりと見極めましょう。英語でのコミュニケーションに不安がある人は日本製のVPNサービスを選ぶとよいかもしれません。

さらに、24時間365日サポートをしてくれるのか、ライブチャットなのかお問い合わせフォームなのか、どの程度で返答がくるのか、などもしっかりと確認しておきたいところです。

おすすめのVPNサービス8社の比較表

VPNサービスといってもさまざまな種類があり、比較検討する際にどれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。今回はおすすめのサービスを9社ピックアップし、ご紹介していきます。

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VPNサービス名 特徴 年間費用 ノーログポリシー 無料体験
NordVPN 大手、独自のセキュリティシステム 約5,148円~ あり 30日間返金保証
Surfshark 接続デバイス台数無制限 約4,210円~ あり 30日間返金保証
Millen VPN 国産、低価格 約4,752円~ あり 1年、2年プランのみ30日間返金保証
スイカVPN 中国での利用が人気、日本語サポートが充実 約9,464円~ 記載なし 2週間無料
Atlas VPN 低価格、接続デバイス台数無制限 約3,132円~ あり 30日間返金保証
セカイVPN 無料お試し期間が長い、日本語サポートが充実 14,520円 記載なし 2週間無料
RAKULINK 海外からの日本のIP制限動画やテレビ視聴に特化、マルチデバイス対応 約12,645円~ 記載なし 7日間無料トライアル
ExpressVPN 老舗、通信速度が速い 約15,100円~ あり 30日間返金保証
ProtonVPN 無料版あり、セキュリティの高さ 約9,015円~ あり 30日間返金保証

※上記の金額はすべて税込

 おすすめのVPNサービス9選

ここからは先ほど挙げたおすすめのVPNサービスを順に紹介していきます。ぜひ、比較検討する際の参考にしてみてください。

 NordVPN(ノードVPN)

引用:日本公式サイト【Nord VPN】

「NordVPN」はTefincom & Co., S.Aがパナマで運営するVPNサービスです。数あるVPNサービスのなかでも大手で、2つのVPNサーバーを経由するという独自のセキュリティ機能が特徴です。5000以上のサーバーが59カ国に置かれ通信速度の速さも申し分ありません。さらに、ひとつのアカウントで6台までデバイスが登録できます。他VPNサービスでは2~4台が多いので、長期的な海外旅行にも役立ちます。

「NordVPN」の詳しい解説は以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
≫【22年最新】NordVPN(ノードVPN)の評判、口コミを調査!料金プランやメリットなどもチェック

また、1ヶ月・1年・2年という期間があり、それぞれスタンダード・プラス・コンプリートとプランが分かれています。スタンダードの2年間の長期契約では、1ヶ月あたり400円以下と非常にリーズナブルにVPNサービスを利用することができます。「NordVPN」はセキュリティの高さを重視する人、料金を安く抑えたい人におすすめのVPNサービスです。

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料金(税抜) ≪スタンダードプラン≫
1ヶ月プラン:1,510円/月
1年プラン:620円/月
2年プラン:390円/月
ノーログポリシー あり
≪プラスプラン≫
1ヶ月プラン:1,620円/月
1年プラン:730円/月
2年プラン:500円/月
≪コンプリートプラン≫
1ヶ月プラン:1,780円/月
1年プラン:890円/月
2年プラン:660円/月
無料体験 30日間返金保証 サポート体制 24時間365日(日本語対応可)
運営会社 Tefincom & Co., S.A 公式サイト 【Nord VPN】

▼「NordVPN」の公式サイトはこちら▼

Surfshark(サーフシャーク)

引用:【SurfShark】

「Surfshark」はSurfshark B.V.というオランダの会社が運営しています。「Surfshark」の特徴は、接続できるデバイスが無制限であることです。海外に長期で出かけるときなど、非常に便利でしょう。24ヶ月の長期契約であれば、月に319円と低価格で利用できます。30日間の返金保証もあるので、まずは試してみたいという人でも利用できます。また、日本語に対応していないため、ある程度の英語力が必要です。
「Surfshark」は複数のデバイスを多く利用するような企業、料金を安く抑えたい人におすすめです。

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料金(税抜) 1ヶ月:1,679円/月
12ヶ月:519円/月
24ヶ月:329円/月
ノーログポリシー あり
無料体験 30日間返金保証 サポート体制 24時間365日(日本語不可)
運営会社 Surfshark B.V. 公式サイト 【SurfShark】

▼「Surfshark」の公式サイトはこちら▼

 

Millen VPN(ミレンVPN)


引用:MillenVPN

「MillenVPN」は、アズポケット株式会社が運営する日本産のVPNサービスです。「MillenVPN」の特徴は低価格で利用できる国産のVPNという点です。国内製品なので日本語でのサポートが充実しています。2年プランが月360円と低価格で利用できるのも特徴です。また、海外のVPNサービスに比べて手続きが楽という声も見られます。

「MillenVPN」の詳しい解説は以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
≫millen VPNの評判って?リアルな口コミから特徴、使い方や料金プランまでチェック!

「MillenVPN」は、日本語でのサポートの充実を求める人におすすめです。

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料金(税抜) 1ヶ月プラン:1,480円/月
1年プラン:540円/月
2年プラン:360円/月
ノーログポリシー あり
無料体験 1年、2年プランのみ30日間返金保証 サポート体制 日本語
運営会社 アズポケット株式会社 公式サイト MillenVPN

▼「MillenVPN」の料金の詳細はこちらをチェック!▼

スイカVPN


引用:スイカVPN

「スイカVPN」は、株式会社MAJ Techが運営する日本産のVPNサービスです。「スイカVPN」の特徴は、中国での利用に強い点です。本来は中国で使えないサービスに中国からアクセスできることを売りにしているVPNサービスで、中国国内でも日本と同じような環境でネットを利用したいという人におすすめです。しかし、ノーログポリシーの記載はないので、セキュリティが高いとは言えないでしょう。料金は長期契約の割引率が低く2年プランで717円(税抜)と少し高いです。しかし、1ヶ月プランや3ヶ月プランは他のVPNサービスに比べて安く、それぞれ950円(税抜)、855円(税抜)となっています。
「スイカVPN」は中国で日本のサービスにアクセスしたい人、短期的にVPNサービスを利用したい人におすすめです。

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料金(税抜) 1ヶ月プラン:950円/月
3ヶ月プラン:855円/月
6ヶ月プラン:808円/月
1年プラン:760円/月
2年プラン:717円/月
ノーログポリシー 問合せ
無料体験 2週間無料 サポート体制 お問い合わせフォーム
運営会社 株式会社MAJ Tech 公式サイト スイカVPN

▼「スイカVPN」の料金は以下をチェック!▼

≫海外在住日本人に必須のVPNサービス【スイカVPN】

Atlas VPN(アトラスVPN)

おすすめのVPNサービス8社を徹底比較|メリットや選び方も説明

引用:【AtlasVPN】


「Atlas VPN」は、2019年に設立した米国企業Peakstar Technologiesが提供するVPNサービスです。業界内では比較的新しいサービスですが、すでに世界で750 以上のサーバーを提供しており、600万人以上のユーザー数を誇ります。
暗号化通信技術 「AES-256 」を用いており、この暗号化技術は世界各国の軍隊や銀行、政府機関などで利用されている規格と同じことから、セキュリティレベルが非常に高く安心して利用できるVPNサービスと言えます。

そのほか「Atlas VPN」では、他社VPNと比べても非常にリーズナブルな価格設定が魅力です!料金は、1ヶ月プランが月額1,398円(税抜)、2年プランは月額261円(税抜)で利用でき、1契約につき同時接続台数無制限という点も特筆すべき点です。
なお有料プランのほかに無料プランもあるので、試しにVPN を使ってみたいという方にもおススメです。

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料金(税抜) 1ヶ月プラン:1,398円/月
1年プラン:418円/月2年プラン:261円/月
ノーログポリシー あり
無料体験 30日間返金保証 サポート体制 24時間365日サポート
運営会社 Peakstar Technologies 公式サイト 【AtlasVPN】

▼「Atlas VPN」の公式サイトはこちら▼


セカイVPN


引用:セカイVPN

「セカイVPN」は株式会社インターリンクが運営する日本産のVPNサービスです。「セカイVPN」の特徴は、無料体験の期間が長いことです。他のVPNサービスは30日間返金保証や2週間無料なのに対して、「セカイVPN」は2ヶ月間無料で利用することができます。日本語サポートも充実しているので気軽に試すことのできるVPNサービスです。「セカイVPN」もノーログポリシーの記載がないので、会社で使うのは控えるとよいでしょう。料金は1ヶ月1,000円(税抜)となっており、長期契約による割引などはありません。
「セカイVPN」は、海外から日本のサービスを利用したい人や海外限定のサービスを利用したい人におすすめです。

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料金(税抜) 1,000円/月 ノーログポリシー 記載なし
無料体験 2ヶ月無料体験 サポート体制 お問い合わせフォーム
運営会社 株式会社インターリンク 公式サイト セカイVPN

▼「セカイVPN」の料金は以下をチェック!▼

≫無料体験あり!セカイVPNの詳細はこちら

RAKULINK


引用:RAKULINK

「RAKULINK」は香港の会社「DIRECT PROVIDER CO., LIMITED」が提供するVPNサービスです。ABEMAやTVer、DAZNなど日本のIP制限動画やテレビを海外で観ることをメインにしたサービスで、大画面やスマホ、タブレットなどさまざまなデバイスで視聴できます。また、設定がとても簡単にできるのも特徴のひとつ。FireTVStickやGoogleplay対応端末などにアプリをダウンロードするだけですぐに利用可能です。日本のIPアプリとそれ以外のアプリを自動で判別する機能で、VPN利用時にありがちな視聴不具合や面倒な設定が回避され快適な使い心地を実現。長期にわたって海外へ赴任する人から短期の旅行者まで、幅広く使えます。

ノーログポリシーの記載はありませんが、最新の暗号化技術を用いてセキュリティ対策をおこなっています。また利用登録の際には最低限の個人情報を登録するのみなので、比較的安心して利用できるでしょう。海外製品ながら日本人による日本語のサポートが受けられるのも魅力です。

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料金(税抜) 31日:$13.00(約1,710円)/月
93日:$10.33(約1,359円)/月
365日:$8.00(約1,052円)/月
ノーログポリシー 記載なし
無料体験 7日間無料トライアル サポート体制 メールにて問い合わせ(平日12時間以内、休日24時間以内に返信)
日本語対応
運営会社 DIRECT PROVIDER CO., LIMITE 公式サイト RAKULINK

ExpressVPN(エクスプレスVPN)


引用:ExpressVPN

「ExpressVPN」は、Express VPN International Ltd.という英領ヴァージン諸島の会社が運営しています。「ExpressVPN」の特徴は通信速度の速さです。また、セキュリティも他のVPNサービスに比べて高いです。さらに、知名度が高く老舗のVPNサービスなので、初めてVPNサービスを利用する方におすすめです。料金は12ヶ月で契約すると約1,144円/月と少し高めですが、その分、通信速度の速さやセキュリティの高さは評価が高くなっています。
「ExpressVPN」は、ランニングコストに制限のない方におすすめのVPNサービスです。

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料金(税抜) 1ヶ月:$12.95(約1,780円)/月
6ヶ月:$9.99(約1,373円)/月
12ヶ月:$8.32(約1,144円)/月
ノーログポリシー あり
無料体験 30日間返金保証 サポート体制 24時間365日(日本語対応可)
運営会社 Express VPN International Ltd. 公式サイト ExpressVPN

 

 ProtonVPN(プロトンVPN)


引用:ProtonVPN

「ProtonVPN」はProton Technologiesというスイスの会社が運営しています。「ProtonVPN」の特徴は、無料版があることです。ただしサーバーの数は少なく、同時接続ができるデバイスの数も1台と限られています。VPNがどういったものかを知るためのお試しとしては使えるかもしれません。他に、軍事レベルの暗号化技術やキルスイッチ、スプリットトンネリングなどセキュリティの高さも特徴です。料金は有料プラン2年契約で月683円程度と、他のVPNサーバーよりも少し高めです。
「ProtonVPS」は安全に利用でき、無料版もあるので、初めて使う人の試用としておすすめです。30日間返金保証もついているので、有料版もぜひお試しください。

表は横にスクロールします

料金(税抜) Freeプラン:0円
有料プラン1ヶ月:9.99€(約1,368円)/月
1年:5.99€(約820円)/月
2年:4.99€(約683円)/月
ノーログポリシー あり
無料体験 30日間返金保証 サポート体制 24時間365日(日本語不可)
運営会社 Proton Technologies 公式サイト ProtonVPN

インターネット利用制限が厳しい国でのVPN利用は注意が必要

どこからでも安全にインターネットが利用できるVPNはほとんどの国で合法とされていて、特にアメリカやイギリスなどでは活発に使われています。しかし、一部の国ではインターネットの利用制限が厳しく、VPNの利用が違法となる場合もあるため注意が必要です。
たとえば中国やイランでは、政府に認可されたVPN以外は違法扱いです。またロシアや北朝鮮、イラク、オマーンではどのVPNも違法となるため使えません。ほかに、エジプトやトルコなど制限付きで合法としている国もあります。例に挙げた以外にもVPNに対して制限を設けている国があるので、渡航する際はしっかりと調べてからVPNを選びましょう。

有料VPNと無料VPNに関してよくある質問

VPNには月額や年額料金を払って利用するものと、無料で使えるものがあります。では有料と無料のVPNではどんなところが違うのか、またおすすめの有料VPNについてよくある質問にお答えします。

有料VPNと無料VPNの違いって?

仮想の専用線を利用するVPNには、セキュリティの確保された環境で通信ができたり、海外から日本の動画サービスを観ることができたり、とさまざまなメリットがあります。ただし、有料VPNと無料VPNではセキュリティの高さや通信の安定性、対応する動画サービスなどに大きな差が出ることは否めません。
有料VPNは利用者から得た利用料をシステムの開発に充てられるため、高いセキュリティ水準や安定性が確保される上に、定期的なアップデートによってサイバー攻撃などの脅威にも備えられます。一方で無料VPNはユーザーから料金を徴収しない分、開発費や更新にかかる費用の捻出が難しいため、さまざまな面において水準の高さは期待できないでしょう。
とはいえ、使用料がネックで有料VPNの導入に踏み切れない人もいると思います。無料のシステムを使う際は、セキュリティレベルの高さやノーログポリシーの有無などを確認した上で、起こり得るリスクを把握しておくことが必要です。

有料VPNを海外で利用するならどれがおすすめ?

出張先など海外から利用できる有料VPNを選ぶにあたって、重要なポイントは主に以下の3つです。

  • コストパフォーマンス
  • セキュリティレベル
  • 対応しているサービスの種類

まずは、コストパフォーマンスです。短期利用であればどのVPNを選んでも大きな差はありませんが、数ヶ月~年単位で利用する場合は見逃せないチェックポイントになります。次に、セキュリティレベルの高さを確認しましょう。ノーログポリシーが明記されていると安心です。最後に、どの動画サービスに対応しているかも確認しておくと、いざ渡航した際に「希望していたサービスが視聴できない」と慌てる事態を防げます。

これらのポイントを踏まえておすすめできる有料VPNはNordVPN、RAKULINK、MillenVPNです。下表にそれぞれの特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

有料VPN 特徴
NordVPN 自の機能による高いセキュリティやノーログポリシーで安全に通信が可能。速度も速く、品質が高い。
MillenVPN 安心安全の国内産で、月360円から使えるコストパフォーマンスの良さが魅力。
RAKULINK 簡単に設定可能で、視聴できるサービスが豊富。ノーログポリシーはないものの、最新の暗号化技術で高いセキュリティを実現している。

まとめ

今回はVPNサービスとは何か、メリットなどを解説し、さらに選び方やおすすめのVPNサービスを徹底比較しました。VPNサービスの多くは、プランや料金、違いが複雑でわからない方も多いかと思います。

そのような場合は、今回の記事で紹介したVPN選びのポイントや比較一覧などを参考にして、自社の用途や目的に合ったサービスを見つけてください。

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