誰にでも寄りそうトラブルバスター。mobiconnectが医療・看護業界を変革する一助に

医療法人メディカルクラスタ

業種
医療
導入規模
100台以上
OS
iOS

mobiconnectで実現したこと

  1. Point01

    初心者でも感覚的に操作できるインターフェース!

  2. Point02

    不具合は遠隔で解消可能だから端末を使用する側もストレスフリー

  3. Point03

    管理者側も使用者側もセキュリティの意識がワンランクアップ

目次:

訪問診療・訪問看護・訪問リハビリ・居宅介護支援等といった医療や介護、福祉、保健サービスを提供しており、多摩区を中心に医療の要を担う医療法人メディカルクラスタ。医師や看護師などが患者さまのご自宅や施設などに訪問して診察・処置などをするため、カルテ入力や検査、もちろん連絡手段としてもスマートフォンは必須です。当初は貸与機種もばらばらで、管理に追われていたそうですが、「mobiconnect(モビコネクト)」を導入してからは状況が一変したとのこと。経営企画室の塚田亜矢様に、現在の様子や導入後の変化について聞きました。

直感的な操作と上流からの提案が決め手

スマートフォンを導入した当時は端末が統一されておらず、Androidを中心にさまざまな機種を管理しなければならなかったそうです。毎日のように舞い込む問い合わせに、業務はかなり圧迫されていたのだとか。

塚田 氏

―弊法人に所属する職員は現在、約200人にのぼります。職員は日々、患者さまのご自宅や医療施設などを訪問しますし、拠点も複数あるため、コミュニケーションをとる上でタブレットやスマートフォンは欠かせません。各デバイスには電子カルテや心電図などの機能を持たせている他、業務エリア内であればどこからでもつながる内線通話も搭載しているので、必要不可欠な存在です。

2012年の創業当初はメンバーも5、6人でしたが、12年が経過した今は約200人の規模に。組織拡大に伴いスマホやタブレットも随時追加しましたが、メーカーや機種がバラバラで、管理部門は「それぞれの仕様を覚えるのが大変……」と苦労していました。しかも職員から毎日のように問い合わせが来る状態で、素早く対応しようにもそれぞれマニュアルが違うため、操作方法を一から調べて……という具合でなかなか進まず。1つの問題が片付いてもまた次、と舞い込んでくるので、まるでモグラたたきのような日々でした。

最初のうちは機能していたものの、人員が増えるにつれ管理部門の業務をかなり圧迫するように。相当な工数を取られている様子に、私が所属する経営企画室で「早急に何とかしなければ」との危機感を持ち対応することになりました。社内の現状調査やデバイス管理サービスに関する業界調査を行う中で、行きついたのが「mobiconnect」です。

管理システムはさまざまありますが、「mobiconnect」を選んだ理由として大きいのは操作が簡単なところです。単純というよりは、インターフェースが直感的に理解でき、使うのにストレスを感じません。専任の情報システム部門がいないため最初は不安もありましたが、導入後のトラブルはゼロと言っていいほど。最近、社内担当者が変わったのですが、簡単な説明だけで使いこなしていて質問が一切来ないんです。普通は新しいシステムに触れると疑問が浮かびそうなものですが、「mobiconnect」はすんなり業務に馴染んでくれています。

そして、一番重要な改善点としては、やはり職員からの問い合わせがなくなったこと。あれだけ毎日来ていたものが導入してから1年近く経った今、まったくありません。当時の煩雑さを考えると驚くべきことです。

これは、相談した際のアドバイスも効いているのではと。先に話したとおり、最初のころは端末が統一されておらず、それぞれに合わせて管理を行ってきました。この点に着目し、より一元管理が容易にできるよう端末をiPhoneに揃えることを提案してくれたんです。他社だとシステムの性能などの話が中心でしたが、インヴェンティットは使用する環境全体をふまえて分析し、コンサルティングのような動きをしてくれました。こういった点も、信頼してお任せできた理由だと思います。

生産性が上がったことで、新規事業の開発や社内のさらなるDX化にも取り組めるようになりました。システムを1つ加えただけでこうも違うのかと思うと、より本格的に意識を変えていくべきだと感じます。医療・介護業界はまだまだアナログなので、やりがいがありますね。

システム導入がセキュリティへの意識改革に寄与

「mobiconnect」とインヴェンティット担当者のアドバイスによって業務の効率化がはかれましたが、それと同時に貸与している職員の意識にも変化があったと言います。

塚田 氏

―もちろん、「mobiconnect」を導入して変わったのは管理している我々だけでなく、職員の働き方や意識も同様です。カルテの記入や心電図等を計測する中で端末は必須。ですから、訪問中に不具合が生じると業務が止まってしまいます。しかも遠隔で操作できる今とは違うため訪問先から戻ってもらうしかなく、患者さまにも負担がかかっていました。

左:塚田様/真ん中:株式会社TD mobileの加勢麻祐乃様/右:インヴェンティット野崎

また職員には、患者さまの個人情報が詰まったものなので一括で管理させてもらう旨を案内したのですが、結果的に全体の意識改革にもつながったように思います。今では、セキュリティにも配慮したうえで「こういったことはできますか?」という質問が飛んでくるほどに。働き方だけでなく、職員の考え方や視点にも影響があったのはうれしい誤算でした。

今後、あらゆるところでデジタル化は加速していくと思います。もちろん、我々の業界も例外ではないでしょう。「mobiconnect」はその使いやすさからICTに苦手意識のある人にも寄りそってくれ、業界とも親和性が高いはず。これからも医療・介護・福祉の発展を見守っていてほしいです。

( 取材日:2024年8月)


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