導入事例
mobiconnectを活用しているお客様の声をご紹介します。
利用目的や環境は多種多様、お客様のデバイス活用には新たな発見があります。
初めてMDMに触れてから3カ月――今や1人で50台以上のiPhoneを管理するまでにステップアップ!
Simple株式会社
- 業種
- 人材サービス
- 導入規模
- 50台以上
- OS
- iOS
mobiconnectで実現したこと
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Point01
パスコードの設定や遠隔ロックでiPhoneのセキュリティを強化
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Point02
1台ずつ手動でインストールしていたアプリを一括配信
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Point03
MDM初心者でも1人で運用できている!
目次:
- 保育士や幼稚園教諭、栄養士に特化した転職支援サービスを展開
- メンバーと共に増えていくiPhone。セキュリティや貸与前の設定が課題に
- 端末管理の負担が減り、人事労務や管理部の業務に注力
- セキュリティ強化で信頼度もアップ。現状に満足せず次の段階も視野に
2つの転職支援サービスを柱に成長を続ける「Simple株式会社」。コミュニケーションツールの活用などを目的に従業員にiPhoneを貸与する中、端末のセキュリティ強化を図ろうと「mobiconnect(モビコネクト)」を導入しています。担当の大谷 様に初めてMDM(モバイルデバイス管理)に触れた感想や、1人で50台以上を管理するまでにステップアップした経緯などをお聞きしました。
保育士や幼稚園教諭、栄養士に特化した転職支援サービスを展開
人手不足に陥りがちな保育士や栄養士のための転職支援サービス「しんぷる保育」「しんぷる栄養士」を手がける「Simple株式会社」。初めに企業理念や事業内容についてうかがいました。
大谷 氏
―まず私たちは「自身が介在することで、すべての人のよりよい未来に繋がっているか」を企業理念としています。関わる皆さまにポジティブな影響をもたらせるよう、日々の業務に取り組む中で「しんぷる保育」「しんぷる栄養士」という2つの事業を看板に掲げています。
「しんぷる保育」は仕事を探している保育士や幼稚園教諭と事業所を、「しんぷる栄養士」は栄養士と保育園や病院、介護施設、歯科医院、給食委託会社をそれぞれ結びつけるサービスです。中でも強みは、弊社内に「求職者さまもお客さまもHAPPYにしたい」という共通認識が浸透していることでしょう。プロとして常に相手を思いやり、誠実に接してきた結果が皆さまの成長や発展に表れていると自負しています。
また、両者のマッチングで弊社は利益を得られますが、例えば求職者さまが今の職場にとどまったほうが良いと判断したら素直にその旨を伝えます。逆に、お客さまにも求職者さまを“量”で紹介することなく、求める人材について念入りにヒアリングした上で「必ずフィットするだろう」と見込んだ方のみを紹介しています。 こうした積み重ねで口コミを中心に高評価を頂くようになり、そんな感謝の言葉が社内にも広まって従業員の満足度向上につながっています。
メンバーと共に増えていくiPhone。セキュリティや貸与前の設定が課題に
事業の拡大に合わせて次々と新しい仲間が加わる中、各自に貸与するiPhoneの数も増加することに。端末のセキュリティを強化し、管理を容易にするべくMDM導入を検討し始めます。
大谷 氏
―弊社では従業員にiPhoneを貸与し、社内外のコミュニケーションや面談スケジュールの調整などに役立ててもらっています。会社の成長と共に新たなメンバーが加わる中、次々と増えていくiPhoneのセキュリティ対策が課題になりました。台数が少ないうちは私の管理だけで間に合いますが、「手に負えなくなるのは時間の問題」と感じていましたね。当然ながら紛失や盗難などのリスクも高まり、弊社のみならず求職者やお客さまにも損害を与える可能性が考えられました。
また、各端末のセットアップも私の業務ですが、以前は手動で行っていたため相当な工数を割いていました。1台ごとにApple Storeでアプリを探し、インストールしたら貸与して、また新メンバーが入ったら端末を設定して……と地道に頑張りましたが、さすがに限界が見えていました。
やがて今後を見据えてMDMの導入を検討するようになり、インターネットで検索するといくつものサービスがリストアップされました。その中で「mobiconnect」を選んだ決め手はレスポンスの速さと正確性です。電話やメールで質問すると早ければ数分後、遅くても翌営業日までに的確な回答が届き、やり取りを重ねるうちに安心感や親近感も芽生えました。「弊社の課題をスムーズに解決してくれる」と期待を持てましたね。
導入を前に会社側では懸念点などありませんでしたが、MDM初心者の私は「果たして自分だけで運用できるだろうか」と悩んでいました。「そもそもMDMって何ができるの?」という程度の知識だったので当然のことだと思います。
特に不安だったのがiPhoneの初期設定で、ルールづくりが私の判断に委ねられることにプレッシャーを感じていました。それでも「インヴェンティット」の担当者に対面も踏まえて「どのアプリをインストールすればいいか」「どんな条件を定めるか」などとレクチャーをしてもらい、徐々に気が楽になっていきました。他社の事例も参考にし、おかげで弊社にふさわしいキッティングが実現できました。
また、導入前には1カ月間の無料トライアルがあり、本番と同じ環境下で「mobiconnect」に触れられたのも良かったです。初めは管理画面に並んでいる用語も分かりませんでしたが、慣れていくうちに直観的な操作方法が気に入りました。
端末管理の負担が減り、人事労務や管理部の業務に注力
「mobiconnect」が稼働して約3カ月、大谷氏はMDMを活用して1人で50台以上の端末を管理するまでになっています。そして業務効率化により、本業のボリュームも増やせるようになりました。
大谷 氏
―「mobiconnect」の本格運用が始まり、個人的にはやはりキッティングの負担を減らせたことがうれしいです。以前はアプリのインストールで残業することもあり、あまりにも多忙な時は他のメンバーの力も借りていました。導入してから約3カ月が過ぎましたが大きな問題も無く、1人で50台以上のiPhoneを管理できています。
引き続き、貸与前にはチャットやメール、カレンダーや経費精算といった多くのツールを入れる必要があるものの、もはや「mobiconnect」で一斉配信するだけで済みます。また、深夜に各端末のアプリを自動更新したり、逆にアプリを勝手に入手できないよう制限をかけたりもしています。
もちろんセキュリティ面も相当に強化されました。かねてから貸与の際に「他人が操作できないようパスコードを決めてほしい」と伝えてきましたが、今は自動で設定しています。万が一の紛失や盗難時にリモートでiPhoneをロックできるのも安心ですね。
こうした一連の効率化により、私自身は本来の仕事である人事労務や管理部の業務にも注力できるようになりました。さらに今では「MacBookによるキッティングで不具合が生じるならiPhoneで試してみよう」などと応用できるまでにステップアップしています。
セキュリティ強化で信頼度もアップ。現状に満足せず次の段階も視野に
「インヴェンティット」からは今後の台数増加を見据え、コストを抑えるために機種変更の提案も。大谷氏は、端末のセキュリティ強化は企業努力であり、結果的に信頼向上につながるだろうと続けます。
大谷 氏
―検討を経てiPhone SEの第2世代に変更することを決め、さらに会社のIT資産にしようと、やはりリースではなく再生品の購入を選びました。改めて思いますがiPhone SEの第2世代はコストパフォーマンスに優れ、コンパクトで扱いやすいですね。
私自身はMDMの知識が深まり、以前は連日だった「インヴェンティット」への質問も頻度が減りました。不明点があれば専用のサポートサイトで調べ、それでも分からなければオンラインの相談室に連絡しています。あらゆる不安や疑問を解消し、運用開始までに完璧な環境を用意してくれたおかげですね。管理体制が整った今、従業員がさらに増えても「mobiconnect」で対応できるよう今後も個人スキルを高めていきます。
同業他社の皆さんもスマートフォンなどを活用していると思いますが、セキュリティを強化すれば求職者さまやお客さまがより安心できるようになり、契約や取引に応じやすくなると思います。企業努力として信頼感を高めることは不可欠ですよね。
私自身も最初は「MDMって何?」「不安でいっぱい」という状態でしたが「インヴェンティット」の手厚いフォローを受けてレベルを上げています。そして現状に甘んじることなく、次々と新しい提案に耳を傾け、これからも関わる皆さまにポジティブな影響を与えていきたいと考えています。
( 取材日:2024年6月)
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